情報化社会の中、簡単に情報を得ることができますよね。また、SNSやYouTube、tiktokなど、夢中になってしまうサイトも多くあり、気が付いたら、スマホ依存症になってしまっていないでしょうか?
仕事面でも多くの情報があり、情報を上手くまとめることが出来ずに業務に支障が出たり、脳疲労を起こし、心身の不調になることもあります。
今回はこのような情報過多について、情報管理や情報との付き合い方についてご紹介いたします。
情報過多の原因
参照:人間らしく生きるためには「前頭前野」が大事|脳のはなし|Active Brain CLUB
ニュース、SNSの見過ぎ
暇になったら、スマホを手に取って、何かを見ていることはありませんか?スマホがないと落ち着かないという方は脳疲労を起こしているかもしれません。スマホを使い続けることで長時間、同じ働きを脳が行うために脳疲労を起こし、脳が正常に働かなくなってきます。次のような症状がある方はご注意ください。
- ネットをダラダラと見続けてしまう
- ゲームをダラダラと続けてしまう
- 単純ミスが多い
- イライラしやすい
- 物忘れが多い
常に情報収集が癖になっている
コロナのことが気になって、コロナの情報をとにかく情報収集したりすることはなかったでしょうか?何か気になると徹底して情報収集する。毎日、何かの情報収集をすることが癖になっていませんか?知らないことを知ることは楽しいのですが、これが癖になって、毎日のように何時間も情報収集することはおすすめできません。
情報収集の目的が曖昧
この情報収集の目的が大事です。情報収集することよりも目的を明確にすることです。情報収集の目的が明確でなければ、情報を活かすことが出来ず、収集することが目的になり、情報の仕分けをすることもできないため、不必要な情報が多く溜まり、情報過多になりかねません。ちょっと、調べただけで多くの情報を得ることが出来ます。簡単に情報過多になってしまいます。そして、何のために情報収集しているのかを明確にしないと無駄にストレスを感じてしまうことにもなります。気が付いたら、何時間もネットを見ていただけで、何のためにネットを見ていたんだろうと思うことになります。明確な目的で情報収集することがおすすめです。
情報の仕分けが出来ない
情報収集の目的が明確になっていないことで必要な情報も明確になりません。不必要な情報が多く更に情報を得なければならないという衝動に駆られてしまいます。長時間、目的が明確でない中で情報収集をすることになります。必要な情報が何かが分からず、不必要な情報が多く貯まり、気が付いたら、情報過多に陥ってしまいます。
情報収集をしない時間がない
そして、最も大事なのが、スマホやテレビを見ない時間を作る事です。仕事でも興味でも情報収集を常にするのは心身にとって不健康です。ずっと見ていたい、見飽きない楽しいサイトが多くあります。楽しく、笑ったり、面白いと思う動画を探すために長時間スマホやパソコンを見ることがあります。その時は楽しく過ごすこともできますが、これを毎日続けるのは危険です。外の空気を吸いに散歩やひとりの時間を過ごすことでリフレッシュされます。ひとりでボーッとする時間も脳にとっては大事なことだと言われています。
情報管理
実際にどのような情報収集が効率的で情報過多を防ぐことが出来るのでしょうか?
情報収集の方法と情報の活かし方をご紹介いたします。
情報を活かす中で脳疲労を防ぐこともできます。
情報収集の目的の明確化
まずは、情報収集する目的を明確にすることが大事です。多くの情報を得ることが出来ますが、何のためにという目的が明確でなければ、せっかくの情報を活かすことが出来ず、情報収集が目的となります。情報は知るだけでもいいのですが、せっかく調べるのですから、活かすことが最も大事です。情報を得ることでどのように情報を活かすかを明確にすることで必要な情報の内容が変わってきます。
以下の3つのポイントを考えることで情報活用がスムーズにできます。
・何のために情報収集を行うのか?
・どのような情報が必要なのか?
・情報をどのように活かすのか?
情報収集の方法
何気なくネット上で情報を集めるだけでは深く考える必要がなく、浅く考えることが多くなります。このことで、情報に対して浅く考えることばかりの働きを脳がすることで、脳疲労を引き起こしやすくなります。何のために情報を集めるのかをしっかりと考えて、情報収集することで脳の活性化に繋がるのです。情報を集めると同時にテキストにわかりやすくまとめることなどを考えながら集めることで情報過多による脳疲労を防ぐことが出来ます。的確な情報がある時は印刷して、ファイルするのもいいですし、Evernoteなどを使って分かりやすく、まとめることもできます。pocketを使って記事をそのまま保存することもできます。アウトプットを考えながら情報収集することが大事です。
必要な情報と不必要な情報の仕分け
情報過多を防ぐために必要なのは情報の仕分けです。捨てることが大事です。多くの情報が簡単に入るため、気が付いたら、情報過多になってしまいます。情報の目的が明確であれば、それほど難しいものではありません。迷ったときは一度、情報の目的に立ち戻ってみてください。情報を集めるのと同じくらい捨てることも大事なことです。
必要な情報をすぐに取り出せるように保存する
集めた情報はタグをつけたり、フォルダーにまとめたりすることもできます。更に分かりやすく、整理をするためにテキストとリンクで整理をすると情報が使いやすくなります。一度調べた情報をまた同じように調べることがないように、そして、必要な情報が直ぐに取り出せるように整理するだけで、脳の働きが変わります。脳の浅く考える働きだけではなく、深く考える働きを使うことができます。偏った脳の働きをすることなく、脳疲労を防ぐことが出来るのです。ただ情報収集するだけでは情報過多になって、脳疲労になりかねません。
情報との付き合い方
ここでは、日常の中での情報の付き合い方をご紹介いたします。
日常の中で誰もが情報過多になり、脳疲労を発症する可能性があります。
パソコン、テレビ、スマホを見ない時間を作る
常にスマホを見てしまう癖がついていることが多いです。ネットのニュースを見たり、ゲームをしたり、YouTubeを見ることも結構あると思います。一日に30分でいいので、ゆっくりと何も見ないで過ごすだけで、心身の健康に良いのです。散歩に出かけるのもいいかもしれません。最近のビジネスマンは一日スマホとパソコンを見ないで休みを過ごすことにしているともいいます。心身の活力を得るにもまずは何も見ないでゆっくりと過ごす時間を作って下さい。
ネガティブ情報を見ない
何気なく、ニュースや芸能ニュースをみることで必要でない情報を得ることがあります。余計な情報に感情的になるかもしれません。ニュースは基本的にネガティブ情報が多いので気を付けてください。出来るなら、ネガティブ情報を見ないことをお奨めします。
よく眠ること
睡眠時間は大切です。脳疲労を防ぐことが出来ます。昼間にスマホや刺激的な情報が多いと夜に眠れなくなることもあります。睡眠は脳にとって大事なものです。
東大生で親から「勉強するくらいなら、寝ろ」と言われたという話があります。
睡眠が頭を良くするために必要だと親は思っていたのでしょう。
それくらい、睡眠は心身にとって大事なものです。
しっかりと休んでください。
まとめ
テレビやスマホやパソコンなどを見ている時間が結構多いという方も多いと思います。
スマホは見ているだけで楽しめるサイトが多くあり、気分転換に見てしまうとそのまま時が経つのを忘れてしまいます。または、ゲームなどずっとしていても飽きないゲームもあります。ネガティブ情報など、気がついたら脳疲労を起こしかねない環境の中に居ます。
情報過多になって脳疲労や心身に支障をきたす前に一度、情報の取り扱いをチェックしてみてください。