何か良いアイディアを思い付いた時、アプリを開発するためには、誰に依頼しようと思っていますか?
おそらく開発会社などに依頼しようとしている人がほとんどではないでしょうか。
しかしアプリ開発を依頼する相手は、企業だけではありません。個人や海外のエンジニアなどに依頼するといった方法もあるんですよね。
「アプリ制作を依頼するまでの流れがわからない」
「依頼する際の注意するべきポイントがわからない」
「オススメの制作会社がわからない」
と迷っているでしょう。
アプリ制作の依頼は、あなた自身が正しい知識を持っていないと開発会社やエンジニアなどに膨大な金額を請求される可能性があるんですね。
また製作期間が長期間に渡ってしまうなどのリスクも潜んでいるんです。
そこで今回は、アプリ制作を依頼できる相手とその依頼の仕方や流れを解説していきます。
最後におすすめの開発会社や個人に開発を依頼できるサービスなども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
アプリ制作を依頼する3つのパターン
冒頭でも解説したように、アプリ制作を依頼できるのは企業だけではありません。
- 企業に依頼する
- 個人に依頼する
- 海外(オフショア)に依頼する
の3つがあります。
開発会社に依頼する選択肢だけよりは、複数の選択肢の中から相見積もりをとったり、開発期間やデザイン、コミュニケーションなどを踏まえて依頼する先を選定するのがおすすめです。
なぜなら1つに依頼するよりも複数に見積もりをお願いしたほうが、よりあなたが求める条件に近い依頼先を見つけられる可能性があるからなんですね。
それぞれの依頼先には、特徴やメリット、デメリットもありますのでそれぞれをわかりやすく解説していきます。
個人に依頼する
アプリ制作は個人に開発依頼をする選択肢があります。
個人に依頼する場合は、企業などに開発を依頼するよりも圧倒的に安く抑えられる可能性が高いです。
ただし、ひとりで開発を行う場合だと、高度な機能の開発ができなかったり、開発期間にそれ相応の月日がかかるといったデメリットもあるんですね。良くも悪くも個人差が生じてしまいます。
ですので、期間よりもコストを抑えてアプリ制作をしたい人には、個人への依頼がおすすめです。
個人へのアプリ制作を依頼する方法は後ほど解説します。もし個人への依頼方法がいち早く知りたい人は、以下のリンクをクリックするとジャンプできます。
日本企業に依頼する
2つ目に、アプリ制作を日本企業に依頼するという選択肢があります。
日本企業に依頼する場合には、個人に依頼するケースと比較して作品の品質を高められる可能性があります。
なぜかというと、企業での開発はそれぞれの専門家がチームを組んで1つの作品を仕上げるからです。
デザインはデザイナーが担当し、動画は動画クリエイターが作成、エンジニアがお問い合わせフォームを実装するといったそれぞれの強みを活かしてサービスを開発できますよね。
また、コミュニケーションの相性が悪い場合には担当者を変えることもできるため、コストを抑えるよりも作品の品質を高めたいという方には日本企業への依頼がおすすめです。
ただし、依頼したいサービスのイメージが固まっていないと作業にかかる時間や開発に携わるエンジニアの数が多めに見積もられてしまうため、制作費用が肥大化してしまうデメリットもあります。
日本企業への制作依頼をする際は、作るサービスの全体像をはっきりさせた上で依頼をしまましょう。
日本企業へのアプリ制作の依頼方法は後ほど解説いたします。
もし企業への依頼方法がいち早く知りたい人は、以下のリンクをクリックするとジャンプできます。
海外(オフショア)に依頼する
最後に海外(オフショア)に依頼するという選択肢があります。
そもそも海外に依頼することをオフショア開発と言います。簡単に説明すると、アプリやシステムの開発を海外の事業者や子会社に発注することです。
「オフショア開発」だと少し難しいため、今回は海外と統一して説明していきますね。
詳しくは知りたい人は こちら の記事をどうぞ。
海外に依頼できれば、高品質の制作を日本企業よりも安く依頼できる可能性があります。
なぜなら、海外の方が日本企業と比較するとエンジニアの人件費を安く抑えられるからです。
国 | 人月単価 |
日本 | 60万円前後 |
フィリピン | 34万円前後 |
ベトナム | 33万円前後 |
タイ | 33万円前後 |
ミャンマー | 25万円前後 |
上記の画像のように、フィリピンやベトナムのエンジニア人件費は日本のエンジニアよりも半分以下の人件費に抑えられるんですね。
技術や能力は変わらずに安く依頼できるなら、海外のエンジニアに依頼したいですよね。
ただし、英語でのコミュニケーションやオンラインでの打ち合わせが必須となりますので、コミュニケーションの壁が発生します。そこで、仲介会社を通して制作を依頼すると返って費用が高くなってしまう懸念もあります。
海外企業へ制作依頼をする際は、納期に余裕を持って依頼をしましょう。
また、海外企業への依頼も他の2つの依頼方法と同じく作るサービスのイメージを固めておくことが依頼のしやすさにつながります。
では、どのようにサービスのイメージを固めれば良いのでしょうか?
アプリ制作の流れから順番に解説していきますね。
アプリ制作を依頼する流れ
アプリ制作を依頼するまでの流れをまとめると、以下の図のような手順となります。
上記の画像の中で特に重要度が高いのが、要件定義です。
要件定義
そもそも要件定義とは、頭の中にあるイメージを誰もがわかる言葉へ変換してアプリの全体像を定義することを言います。
なぜ要件定義が必要なのかというと、情報が少ないと解釈によって異なるイメージが伝わってしまい、全く想定していなかったサービスが制作されてしまう可能性があるからですね。
例えば、あなたが恋人とカレーを食べに行こうとしていた場合、ルウがドロっとしたカレーをイメージしていたにも関わらず、グリーンカレーのお店が予約されていたら戸惑ってしまいますよね?
恋人がカレーで連想していたイメージとあなたが連想したイメージが異なってしまうと同じカレーでも認識の齟齬が生じます。
アプリ制作を依頼したい人と制作会社の間でこのようなイメージGAPが生まれてしまうと大変危険です。
そのため、開発期間や制作費用をかけた費用対効果を得るためには、イメージををあらかじめ制作会社へ共有する必要があるのです。
RFPを作成する
RFP(Request For Proposal)とは、提案依頼書のことを指します。
具体的には、企画段階で明確にしたアプリの目的や実装したい機能について文字や図を用いて記載したドキュメントです。
このRFPを開発会社に提出しなければ、目的に沿った具体性のある提案を受けられず、最適な開発パートナーを選ぶことが難しくなってしまうんですね。
そのため最低でも、ある程度の依頼内容を考えておく必要があります。
- そのアプリを作る目的
- ターゲットになるユーザー
- 顧客体験
- アプリのコンセプト
- アプリの機能
の5つの内容を決めて、紙やメモアプリにまとめておきましょう。
見積もりを取る
アプリ制作会社へ見積もり依頼の問い合わせをして、作成したRFPを見せて見積もり詳細の作成を依頼します。
冒頭でも述べたように複数の個人や企業から見積もりを取らなければ、制作したい内容に最適な依頼相手を見つけることができません。
なぜなら企業によっては見積もりに詳細な開発内容を盛り込まずに見積書を作成したり、個人で費用を抑える分どこを削ぎ落とすのかが1つの見積書だけでは判断できないからです。
そのため、複数の見積書を比較し、お金をかけるべき機能が開発内容に入っているかを確認しましょう。
制作を依頼する
見積もりから制作会社を決めたら、「注文書」を作成し、提出します。
注文書とはアプリ開発会社側が提示した、見積書に対する発注の意味があります。
そのため、発注書とも言います。
なぜ注文書が必要なのかというと、アプリ制作会社に対して、「いつまでに」「どのように」提供してもらいたいかを取り決めないまま、開発が進んでしまうと、予定していたタイミングよりも、納品時期が遅れてしまう可能性があるんですね。
最近では、商品や機能を「いつまでに」「どのように」提供するかを、要件定義書や見積書に記載している、アプリ制作会社も増えてきています。
そのため、注文書は必須ではなくなりました。しかし、せめて「いつまでに」「どのように」提出してもらうのか、制作を依頼するタイミングで確認することをおすすめします。
アプリ制作を依頼する前に費用や相場感についても、確認しておきたいという方は、こちらの記事をご覧ください。
ここまでの解説で、アプリ制作を依頼するための流れは、掴めたのではないでしょうか?
ただ、実際にお願いをするためには失敗しない上で、押さえておくべきポイントも事前に知っておきたいですよね。
そこで、次は制作を依頼する上で失敗しないポイントについて紹介していきます。
アプリ制作を依頼する際に失敗しない5つのポイント
ここまでで、アプリ制作の依頼するまでの流れと費用相場がわかりましたね。
ではいよいよアプリ制作を依頼する局面では、何に気をつければ良いのでしょうか?
制作依頼で失敗してしまうケースにはいくつかのパターンがあるんですね。
そこで気をつけるべきポイントを5つにまとめて紹介いたします。
- 本当に開発するべきか?を確認する
- Webアプリから制作する
- 開発する機能の優先順位を決める
- アフターサポートが充実している制作相手を選ぶ
- コミュニケーションのとりやすさを重視する
実際にアプリ制作を依頼する、その前に上記の項目をご確認ください。
1.本当に開発するべきか?を確認する
ここまで話を展開して、天地をひっくり返す内容ですが、制作したいアプリを依頼しない方が良い可能性もあります。
なぜなら、既に開発されているアプリに気づかないまま制作を依頼してしまうと、既存サービスを利用していた方が安く抑えることができたということもあるんですね。
そのため、作りたいサービスイメージが固まったら、依頼する前に、一度近いサービスはないか?を確認をしましょう。
2.Webアプリから制作する
既存サービスにイメージしているアプリが無いことがわかったら、Webアプリケーションから制作を開始しましょう。
なぜなら、モバイルアプリを開発する場合、iOSとAndroidでそれぞれ異なる言語による開発が必要になるからです。
その分、関わるエンジニアが増え、開発期間も伸びるため、制作費用が上がってしまいます。
スモールスタートで始めるためには、Webアプリから制作を初めて、利益が上がったタイミングで、モバイルシフトを検討しましょう。
3.開発する機能の優先順位を決める
Webアプリ開発の方向性が定まったら、開発に必要な機能を絞り込みましょう。
なぜかというと、アプリを制作する上で開発する優先順位は非常に重要だからです。
例えば、オンラインショップのサービスを作る上で、ログイン機能から開発しても、制作途中でユーザーに使ってもらうことができません。しかし、商品の閲覧ページと決済システムさえあれば、他の機能が無くてもユーザーはアプリを活用することができます。
このように、ユーザーにとって確実に必要な機能から開発していくことでアプリを大外しするリスクを防ぐことができます。
4.アフターサポートが充実している制作相手を選ぶ
開発の優先順位が決まったら、メンテナンスや追加機能の開発依頼が可能な制作相手を探しましょう。
WebアプリはGoogleのアップデートや、活用しているデータベースのバージョン変更などの仕様変更に伴って、メンテナンスが必要になってしまうんですね。
そのため、アプリがリリースされた後も継続的にメンテナンスしなくてはなりません。
また、アプリ制作を依頼した相手と、メンテナンスを依頼する相手を別々にすると、メンテナンスを実施する相手側で、アプリの仕様を確認する手間が発生してしまい、保守費用が高くついてしまう可能性があります。
あらかじめ、アフターサポートも依頼できる相手であるかを確認しましょう。
5.コミュニケーションのとりやすさを重視する
アフターサポートを依頼すると長期でのお付き合いとなります。依頼相手は長期で関わることができるか?を判断するためにはコミュニケーションが取りやすいかを確認する必要があります。
それは、この業界が入り口に立つエンジニア(もしくは営業)とのコミュニケーションで、うまくいかないばかりに、依頼主と開発者の間で認識の齟齬が発生し、エラーを直しても新しいエラーが発生してしまうケースが後を絶たないからです。
要望にしっかりと耳を傾けてくれるか?、できないことを曖昧にしないか?を事前に確認し、コミュニケーションのとりやすい依頼先を見つけましょう。
アプリ制作を依頼するおすすめ相手BEST3
アプリ制作を依頼する際に、おすすめの依頼相手を個人と企業別にまとめました。
個人
個人にお願いする上で、活用できるツールとして、クラウドソーシングサービスとSNSをご紹介します。
- クラウドワークス
- ココナラ
でおすすめです。
1位 クラウドワークス

出典:CrowdWorks公式
クラウドソーシングサービスとは、仕事をお願いしたい依頼主と仕事が欲しいワーカーをマッチングしてくれる掲示板のようなものです。
その中でも業界最大級の規模を誇るマッチングサービスがクラウドワークです。
特徴はワーカーが豊富なことです。
たとえば、クラウドワークスを「ライティング」で検案すると(2021年10月現在)、20,000名以上のワーカーが検索結果としてヒットします。
ワーカー数が多いほど、コンスタントに仕事を依頼できる可能性が高まったり、自分に適したワーカーを選べたりするため、大きなメリットといえるでしょう。
しかし、初心者も多く在籍しているためワーカーを吟味せずに依頼してしまうと依頼結果が散々なことになってしまうリスクもあります。
- 開発要件が具体的に決まっている
- 低コストで制作依頼をしたい
というケースにおいて、おすすめです。
2位 ココナラ

出典:coconala公式
スキルマーケットのココナラは、自分の特技やスキルを販売できるクラウドソーシングサービスです。
特徴は、ランク認定制度があることです。
例えば、有料案件の実績が10件以上あるとブロンズの認定がなされるため、初心者にお願いする不安が解消されます。
また、出品されているスキルの幅も広いため、制作したい機能が決まっていればマッチングもしやすいことでしょう。
一方で、手数料を10%取られてしまうため継続案件としてココナラを活用している出品者がほとんどいないため、初期制作が完了するとメンテナンスは自分で行うか他の媒体からお願いできる人を探す必要があり、手間が発生します。
- 初期制作で完了するサービスを依頼する
- ある程度スキルのある人に依頼したい
という場合にはおすすめになります。
3位 Twitter

出典:Twitter公式
Twitterは、国内の月間利用者数4500万人を誇る巨大ソーシャルメディなの1つです。
特徴は、リアルタイム性が高いことです。
急ぎの案件があった際にTwitterで依頼者を募る、もしくは探すことでどの媒体よりも早く探し当てることができます。
しかし、上位2つの媒体とは異なりマッチングの精度を高めたり、治安を管理する管理者が不在のため、制作依頼をしていた相手が音信不通になる事例も珍しくありません。
そのため、依頼相手を探す際には上記のようにHPやTwitter以外に個人を特定できる内容をプロフィールに載せている方を探しましょう。
- 急ぎの案件をお願いしたい
- リスクも承知でお願いしたい
というケースで活用することをおすすめします。
企業
アフターサポートが充実しているアプリ制作企業を選出しました。
- 株式会社Rst.com
- 株式会社ディー・フォレスト
- 株式会社ITSOL JAPAN
の順番でおすすめです。
1位 株式会社Rst.com

会社所在地 | 東京都渋谷区渋谷1-1-3 アミーホール3F |
設立 | 2020年8月 |
対応エリア | 全国 |
URL | https://co-rst.com/ |
対応領域 | アプリ開発、業務システム、WEBシステム、Webサイト制作、AI導入支援、社内IT教育 |
評価 | ☆☆☆☆☆ |
介護業界や運送業界など、非IT中小企業の開発実績があるWebアプリケーション制作会社です。
特徴としては、オールインワンで制作依頼が可能のため、要件定義からデザイン・開発・その後のメンテナンスまで全て依頼をすることが可能です。
また、初期費用を抑えて開発をするノウハウも保有しているため、開発コストを抑えて制作会社へ依頼をしたい方やアフターサポートが充実した企業へ依頼をしたい方へおすすめです。
口コミ評判は以下になります。
良い評判口コミ
「アプリ制作だけでなく、他の新興企業の情報を提供してくれるため、経営企画の参考になる」(30歳男性)
「動画制作を依頼した際に、キャラクターの変更や動画の長さなど細かく要求をしたが柔軟に対応いただいた」(51歳女性)
悪い評判口コミ
「オンラインでアプリの機能内容を説明してもらったが、全く理解できなかった。」(58歳男性)
「サイトの制作を依頼したがサイトからお問い合わせが来るまで時間がかかった」(40歳男性)
2位 株式会社アイフラッグ

出典:株式会社アイフラッグ公式
会社所在地 | 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルA館1階 |
設立 | 1997年6月 |
対応エリア | 全国 |
URL | https://www.epress-iflag.jp/ |
対応領域 | 予約システム、ポータルサイトの運営、ホームページ制作 |
評価 | ☆☆☆☆ |
オンラインショッピングサイトを強みとして、Webサイト制作の企画からメンテナンスまで幅広く対応しているWebサイト制作・アプリケーション開発会社です。
特徴は、最短17営業日での納品を実現させるノウハウを保有していることです。
そのため、納品までの開発スピードを求めている方や開発期間の長期化によって発生するコストを抑えたい方にはおすすめです。
口コミ評判を調査したところ、2021年10月12日現在では見つけることができませんでした。今後見つかり次第随時公開して参ります。
3位 株式会社ディー・フォレスト

会社所在地 | 大阪府大阪市北区西天満 5-14-7 和光ビル7F |
設立 | 2012年7月 |
対応エリア | 関東、中部・北陸、関西、中国・四国 |
URL | https://d-forest-corp.com/ |
対応領域 | アプリ開発、WEBシステム |
評価 | ☆☆☆ |
Webアプリケーション、スマートフォン・ホームページと幅広く扱っている制作会社になります。
特徴としては、最も得意とする領域がスマホ・タブレットのアプリケーション開発であることです。
また、これまでの経験を生かしたITコンサルティングも行ってるため、スマホ・タブレットの開発を希望している方やアプリの要件定義から制作を依頼したいという方にはぜひおすすめです。
口コミ評判を調査したところ、2021年10月12日現在では見つけることができませんでした。今後見つかり次第随時公開して参ります。
まとめ
今回は、アプリ制作で失敗しないための依頼パターンから、おすすめの依頼先までご紹介しました。
依頼する上で、最も重要なのは要件定義になります。
なぜなら、要件定義が曖昧ではれば、個人にお願いするにせよ、企業にお願いするにせよ求めているアプリが実現しないリスクがあるからです。
そのため、本記事の内容を読み、要件定義がうまく定まらない際は無料相談を活用しましょう。
その上で、いくつかの見積もりを比較し、アプリ制作を依頼しましょう。