今回の記事では、思考の整理を簡単にできるアプリを紹介します。
思考の整理を頭の中だけでやることはとても難しいですよね。
私たちの脳は日々様々な情報を処理しています。膨大な処理能力を持っている反面、1つのことに集中して考え抜くには頭の中の思考を可視化することが重要になります。
思考の整理には、4つのシーンがあります。
- アイディアを書き留める
- アイディアを整理する
- アイディアを発掘する
- アイディアを共有する
それぞれを自力で整理するのは難しく時間がかかります。
そこで、今回は4つのシーンに合わせて活用できる思考整理アプリをご紹介します。
思考の整理に苦戦している人は参考にしていただけますと幸いです。
アイディアを書き留めたい
思考の整理にはアイディアを書き留めたいシーンもあります。
頭の中でアイディアが浮かんでも、脳の構造上すぐに忘れてしまう人がほとんどです。
しかし、アイディアをメモするアプリなどがあれば忘れずに済み、見返すこともできるので便利です。
Google Keep( PC / iOS / Android )
参照元: Google Keep
Google KeepはGoogleがサービスを提供しており、基本的なメモはもちろん音声や手書き、画像付きでのメモも可能です。
また、個人だけでなくサービスを利用しているユーザーにも自分のメモを共有できる機能もあります。
メモの管理は、アーカイブやタグ機能を使うことで量が多くなっても整理がしやすくなっているため、仕事とプライベートで分けることも可能です。
『メモチカ – 思わぬアイデア・発想支援』
参照元: メモチカ – 思わぬアイデア・発想支援
メモチカはメモをストックできるアプリです。
過去にメモしたことを振り返ることで、新しい発見があったり、客観的に物事を捉えることができます。
本文とタイトルを含めた文字列での検索が可能で、自分が気になることについて簡単に振り返ることができます。
メモの共有もできて、メールやTwitterなどのSNSでも過去に自分がメモして保存した内容を公開できます。
実際、多くのユーザーがメモして忘れていたことを思い出すことができて便利と口コミしています。
『#think』
参照元: think
音声で記録!
Thinkは音声入力に特化したメモアプリで、通常の音声入力よりも素早くできる特徴があります。
散歩しながらのアイディアを生み出すこともでき、ブレストモードを使うと発送の固定化を回避し、集中してアイディアを生み出すこともできます。
キーボードをタップしてメモをするよりも、音声でメモが可能なので、メモのし忘れなどを事前に防ぐことにもつながります。
アイディアを整理したい
アイディアを思いついても、忘れてしまうなど整理ができていない人は多くいます。
アイディアのメモが習慣されていない人や、アイディアとアイディアを結びつけるのが難しいという人には整理することが重要です。
アイディアの整理では、マインドマップを活用することで思考を可視化することができます。
マインドマップとは?
マインドマップは、アイディアを視覚化することで次のステップにスムーズに進めることに役立ちます。
実際、仕事などのビジネスシーンではマインドマップを使って物事を視覚化し、進めていることが多いです。
このマインドマップはビジネスだけでなく、プライベートでも役立ち、新しい発想を生み出すのには重要な方法です。
MindNode(iOS)
参照元: MindNode
MindNodeとは、マインドマップを簡単に作ることができるアプリで、ブレーンストーミンで生まれたアイディアを綺麗な画像で表示します。
綺麗な画像で表示されるのと、画面いっぱいにメモしたアイディアが表示されるので、抜け漏れなく、整理ができます。
Androidには対応していないのがマイナスポイントではありますが、メモを思い出すことにも便利でおすすめです。
SimpleMind ( iOS / Android )
参照元: SimpleMind
SimpleMindもマインドマップを作成できるメモアプリで、レイアウトが変更できるので、自分の見やすいようなマインドマップを作成でき、整理がしやすいです。
また、作成したマインドマップはファイルを変換して保存もできるので、画像として管理もできます。
SimpleMindにはProとfreeの2つがあり、Proで登録すればさらに便利な機能も使えるので、freeで物足りない人にはアップグレードがおすすめです。
マンダラートが活用できるアプリも紹介していきます。
マンダラートとは?
マンダラートとは、9つのマスを使ってアイディアを整理していく方法で、マスを埋めていくことで、新しい発想が生まれます。
9つのマスが埋まったらさらに9つのマスを作り、アイディアを広げていきます。
基本紙ベースで表を作って埋めることが多いですが、最近ではメモアプリも多くあり、気づいた時にスマホで簡単にメモができます。
4. nine9 (iOS)
参照元: nine9
Nine9はシンプルなデザインが特徴で、見やすいマンダラートの作成ができます。
9つの目標と72のタスクをメモすることができるので、発想がどんどん広がっていきます。
ログイン機能でマンダラートで作成したアイディアを管理できるので、いつでもメモして作成ができます。
AndroidとiOSの両方に対応しているので、スマホがあれば誰でも利用できます。
5. Nine Square(Android)
参照元: Nine Square
Nine Squareはマンダラートを作成するメモアプリで、シンプルなレイアウトなので、メモ全体を見返すことができます。
アプリを開けばいつでもメモができるので、紙やペンの必要がありません。
マンダラートはビジネスシーンで頻繁に使われているイメージではありますが、日々の生活でちょっとした考え事などにも役立ちます。
Nine Squareの操作方法はシンプルで、マスをタップしてメモをするだけなので、時間をかけないでメモをしたい人におすすめです。
アイディアを発掘したい
アイディアを生み出すことは簡単なことではありません。最近ではメモアプリがアイディアの発掘をサポートしてくれることがあります。
普段の生活ではなかなか生まれないアイディアもアプリを使うことで、簡単にできるので、アイディアの発想に困っている人にはおすすめです。
アプリのサポートもあるので、自分一人では生まれないアイディアを生み出せます。
ゲーム感覚でアイディアを発掘してくれるメモアプリもあるので飽きずに楽しめます。
『閃け!ひらめくん』
参照元: 閃け!ひらめくん
斜め上のアイデアを出したい時に活用できるアプリです。
閃け!ひらめくんはメモアプリで、ランダムにキーワード2つを選択して、その2つに関連するアイディアを発掘していきます。
2つのキーワードをセットして3分間でどれだけのアイディアを出せたのか集計され、ランキングにもなるのでゲーム感覚で遊べます。
過去に作成したアイディアを見返すこともできるので、過去に思いついたアイディアを思い出すことも簡単です。
5.『ひとり会議』
参照元: ひとり会議
妄想会議ができる意見出しアプリです。
ひとり会議とはその名の通り一人で会議をしてアイディアを発掘することです。
会議はLINEのようなチャット形式ではじまり、架空の人物とやり取りをしてアイディアを生み出していきます。
自分一人でアイディアを生み出すことに限界を感じた人にはおすすめです。
ひとり会議ではありますが、他のひとり会議を利用しているユーザーともチャット形式でアイディアを探せるので、一人でなくチームで協力することもできます。
アイディアを共有したい
アイディアの共有は簡単で、共有に特化したメモアプリは多くあります。実際、ビジネスでは多く使われており、チームでメモスペースを共有している人は多いです。
共有に特化したアプリは、同時に複数人が編集できる機能も搭載されているので、使い勝手が良いです。
アイディアの共有は新しいアイディアの発掘にもつながるので重要です。
miro
参照元: miro
Miroはメモスペースを同時に複数人が編集できるメモアプリで、他人と自分のアイディアを共有したい人におすすめです。
テンプレートが豊富という特徴もあり、ホワイトボードのように使えるカンバンボードやコンセプトマップなどメモのスタイルはさまざまです。
チームで共有したい人向けだけでなく、個人でも使えます。
有料版と無料版があるので、無料版で物足りない人は、ビデオチャットなどができる多機能の有料版もおすすめです。
onenote
参照元: onenote
Onenoteはシンプルなメモアプリで、共有をしたい場合はユーザーの招待が必要なので誰でも共有できるわけではありません。
マイクロソフトが提供していることもあり、セキュリティは万全な状態です。
メモしたノートも細かく分類ができるので、さまざまなアイディアでわからなくなってしまうことを防ぎます。
画像を挿入してメモをすることもできるので、イメージのしやすいアイディアの発掘にも役立ちます。
まとめ
今回の記事では思考の整理をサポートしてくれるアプリについて紹介しました。
アイディアの共有や発掘、整理などアプリごとに特徴があり、使い方もさまざまです。
メモすることは重要で、それらを整理して管理することは簡単ではありません。
しかし、メモアプリを使えば容易になります。
この記事を参考に少しでも思考の整理に役立っていただけたら幸いです。
尚、思考整理ができるとやりたいことが定まりTODOに落とし込み実際に行動へ移すことが重要になります。