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マーケティング1.0〜4.0って何?マーケティングの歴史を解説

マーケティングは、以前に比べて、よく耳にするようになりました。
マーケティングはよく聞くけど、本当のところ、よく分からない。
また、今までの営業と何が違うのだろうか?
本当に必要なのだろうか?
マーケティングが馴染めない、意味分からない、難しく感じる。など疑問に思うこともあります。
実際にマーケテイングとはどのようなものなのでしょうか?
どのようにマーケテイングが変化してきたのか、ご紹介いたします。

マーケティングとは

マーケティングは通常よく使われる言葉であるにも関わらず、本当の意味を理解されず、誤解されている点があります。マーケティングとはどのようなものなのか?マーケティングをどのようにビジネスに活かしたらよいのか?一緒に考えてみましょう。

マーケティングとは

マーケティングとはどのようなものでしょうか?
ドラッカー氏は、「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである。」
そして、コトラー氏は、「ニーズに応えて利益を上げること」と言っています。
そのような中で、よく言われているのが、マーケティングとは「売れる仕組みをつくること」だと言われます。
すなわち、ニーズに対して応えていくことで売れる仕組みを作っていくことだと言えそうです。

押し売りや投げ売りのような販売をしているようだと、たちまちに信用を失い、
コトラー氏は「今日の売上と引き換えに明日の顧客を失うことがよくある。」
と述べています。

マーケティングとセーリング

ドラッカー氏は、「マーケティングの理想は、販売を不要にするものである。」と述べています。顧客に販売をしなくても、お客様が自然に買いたくなる状態をつくるのがマーケティングの本来の目的です。このことから、マーケティングと販売は全く逆のものだとも言っています。顧客のニーズに合った商品を、適切な顧客に向けて伝えていくことで、商品が「売れる仕組み」が出来ていくのがマーケティングの全体像となるのではないでしょうか?

マーケティングは顧客志向

あくまで、マーケティングは売り手側の考えではなく、顧客にとって、どのように商品やサービスを提供することで顧客の必要とする商品やサービスを利用することが出来るようになるのかという顧客志向の考えです。。
すなわち、マーケティングとは売り手側ではなく、顧客志向の考えの中で必要とする顧客に商品やサービスを提供するためにどのような商品開発やプロモーションをすることで商品やサービスを利用したことのない顧客が安心して利用できることを目的としています。
昨今、この傾向がさらに強くなりつつあります。時代の流れの中で、マーケティングの流れも変わってきています。顧客を無視した販売はたちまちに立ち行かなくなる時代になってきました

マーケティングの過去から未来の流れ

マーケティングはインターネットの発達と共に大きく変化してきています。そして、今までも時代の人々のライフスタイルの中で変化してきました。マーケティングはどのような中で誕生し、今までどのように変化してきたのでしょうか?マーケティングを知る上でもマーケティングの歴史は重要なものです。マーケティングが辿ってきた歴史をご紹介いたします。

マーケティング1.0 (1900年~1960年代頃まで) 製品志向の時代

製品志向の時代と呼ばれ、良いものを作って伝えれば、売れる時代でした。まさに大量生産、大量消費の時代です。この時代にマーケティングの基本的な4P分析が考えられ、効率的に商品やサービスを顧客に提供する方法が考えられました。
低価格の製品を大量生産して、CMやテレビなどマスメディアにより情報発信する時代です。 「フォードT型」や日本では戦後の高度成長期に「三種の神器」(洗濯機、冷蔵庫、白黒テレビ)、3C(カラーテレビ、クーラー、自家用車)といったあこがれの製品などが人気があった時代です。このような中で 顧客への販売体制を整えるためにマーケティングが誕生したと言われています。

マーケティング2.0 (1970年代~1980年代半ば) 顧客志向の時代

1970年代に入ると、経済も豊かになり、商品も多くの人に行き渡り、売り手と買い手のパワーバランスが大きく変化し、売り手中心が買い手中心に変化してきました。市場での競争は激しくなり、マーケティング1.0のように、「作って売るだけ」という考え方は通用しなくなったのです。そのため、市場の価格競争が激しくなり、また、類似した商品や模倣品が溢れかえるようになりました。このような中で消費者は似たような商品の中から自分のニーズを満たす商品を選ぶようになります。製品を売るために、ただ製品を安く売るのではなく、買い手にとって何が必要か、顧客の多様化する「ニーズ」が重要視されるようになってきたのです。
この時代にSTP分析のフレームワークが誕生し、商品やサービスを必要とする顧客に対して自社の立ち位置を明確にすることで他の商品やサービスとの差別化を図ることが必要とされた時代です。
日本ではソニー「ウォークマン」がヒットし、ファッションなどで「ブランド」が注目され、ブランド志向の時代です

マーケティング3.0 (1990年代~2000年代) 価値志向の時代

インターネットが普及し始めたため、情報が企業から一方的に発信されていたのが、消費者が自ら情報を得ることが出来るようになり、人々の生活が多様化しました。商品やサービス自体による商品の良さや機能性だけでは満足を得ることが出来なくなりました。更に社会的な環境に対する取り組みや考え方といった商品・サービス・ブランドコンセプトといった企業イメージの価値に対する共感が欠かせないものになりました。

マーケティング4.0 (2010年代以降) 自己実現の時代

インターネットが誰でも利用できるようになり、インターネットを使ったマーケティングが盛んになってきた時代です。。webマーケティングやソーシャルメディアマーケティングが主体となってマーケティングが展開されるようになりました。顧客に理解され、共感を得ることが出来るホームページやソーシャルメディアでのプロモーションが必要とされます。そして、商品やサービスを利用した顧客は自ら、商品やサービスの価値を発信することもできます。ときには顧客のほうが売り手よりも豊富な知識をもっている場合もあります。顧客の自己実現に応えることで顧客が顧客を呼びこむソーシャルメディアの「口コミ」によるマーケティングが重視されるようになりました。商品やサービスを提供してからのフォローも必要とされるようになりました。

現代のBtoBマーケティング

以前は、営業が人と会うことで売上に結びついていました。今はデスクに座ったままで売上を伸ばす時代に激変したのです。マーケティングの主流がWEBマーケテイングに変わり、ソーシャルメディアやインターネットを駆使したブランディングによって、顧客が認知→関心→検討といった具合に商品やサービスの利用を判断する時代になりました。
以前は人と人が会って、信頼関係の中で商品やサービスの説明を行い、検討をする流れでいましたが、スマホやインターネットの技術が誕生し、ソーシャルメディアで製品やサービスを伝えられるようになったため、人を介さなくても商品やサービスの良さを表現でき、それによって、検討することが出来るようになりました。今は人と人が会う時点でその人は商品やサービスの利用を判断しているというようなことが起きています。
このように現代のマーケティングのあり方がインターネットの技術によって、激変することになりました。

WEBマーケテイングの種類

webマーケティングはいろいろな種類があり、そして、複数の種類を同時進行進めることで商品やサービスのマーケティングを展開しているのが普通です。
主に利用されているWEBマーケテイングの種類をご紹介いたします。

SEO

GoogleやYahoo!などの検索エンジンの上位に表示させることです。

ソーシャルメディア

ソーシャルメディアから自社の店舗やウェブサイトに集客する方法です。
また、再来訪のための施策にも利用されます。

メールマガジンやメールによる集客

古くから利用されている集客方法です。

Googleマイビジネス(MEO)

Googleで検索された際に表示されるマップやGoogleマップの検索結果で、自社の情報を上位に表示させる方法です。

インターネット広告

インターネット上に表示される広告のことを言います。検索画面、SNS、ブログなどに表示され、そして、顧客のインターネット上での検索や買物等の行動情報を活用して、顧客に合わせた細かい広告の表示がされます。
このように効果測定や購入・問い合わせといった顧客の行動を具体的に計測でき、数値的な根拠を示しやすいのが大きな特徴と言えます。

マーケティングの必要性

人々のライフスタイルの変化に合わせてマーケティングも変化してきました。実際にマーケティングに取り組むことが少し難しいと思う点もありますが、マーケティングに取り組む中でどのようなメリットがあるのでしょうか?

顧客を知る

顧客やマーケットを分析し、必要とする顧客のニーズやマーケットを知ることが出来ます。まずは、提供する顧客のことを理解することが出来るのがマーケティングのメリットです。そのためにいろんな手法や研究がされてきています。そして、顧客も時代の流れの中で変化していきます。インターネットが普及した今の時代も新たな顧客のあり方に変化があり、顧客の新たなニーズを知ることができます。

価値をつくる

顧客のニーズを知ることで顧客やマーケットの必要とする価値を生み出すことができます。商品の良さや機能はもちろん必要です。そして、商品が生まれるまでの人の思いや物語によって、商品に対して更に違う価値が生まれます。
多様化した社会の中、あれもこれもできる商品やサービスよりも必要とする良さや機能の価値が高い商品やサービスが必要とされる傾向にあります。

まとめ

マーケティングのあり方が変化し、営業の方法も変わってきています。マーケティングは顧客と商品やサービスをつなげるためのものであります。しかも、以前のように売りっぱなしでは顧客はついてきません。フォローまできちんとすることで口コミの顧客が顧客を呼んできます。マーケティングによって、以前に比べて、信頼性のある商品やサービスが求められるようになりました。

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