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DX(デジタルトランスフォーメーション)実現のための3STEPを紹介!皆様の会社のDXはどこまで進んでいますか?

最近では、どこの企業もDXに取り組んでいますが、実際DXはどうやって実現するのでしょうか?
今回はDX実現までの手順を3STEPに分けて簡単に説明します!

DX実現までの3ステップ

STEP①:デジタイデーション(デジタル化)

DXを進めるための最初のステップとなります。
アナログ・物理的な仕事をデジタルデータに置き換える。
例えば、紙やFAXで行っていた仕事をPDFにする、音楽CDを配信という形で手に入れる、
本や漫画を電子書籍として変換するといったものです。

STEP②:デジタライゼーション(デジタル活用)

デジタルツール、テクノロジーを利用して業務の効率化や現実化。
業務や生産フローを効率化する活動のことを言います。
企業の競争率向上化、新規事業やサービス開発とDXの土台となる作業です。
例としては、ペーパーレス化。
契約書の作成のやり取りを、いつ・どこでも行える。
書類の保管スペースの軽減や、検索のスピード化を目的とします。

STEP③:DX(デジタルトランスフォーメーション)

STEP①,②を利用しビジネスモデルの変革化を行うことです。
組織の体制、業務、開発フローを見直し生産性や市場での競争力を強めるのが目的です。
これは顧客への新たなサービス、生活の質の向上、企業の収益向上が期待できます。

例)ビデオをDXしたら

ビデオを例に挙げてみましょう。
STEP①:デジタリゼーションで映画の映像をアナログからデジタル化。(DVD)
STEP②:デジタライゼーションでデジタル配信。(物理的なメディアの消滅)
STEP③:デジタルトランスフォーメーションで、映像を共有。1か月映画を見放題などの新たなサービスへの展開。
結果、画期的なシステムが作り出されています。

DXは今後もますます加速する

経済産業省から発表されている『DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~』では「2025年の崖」というIT化の遅れに対する問題も指摘されています。
(日本が2025年までにDXを取り入れなければ、最大年間12兆円の経済損失を生じる可能性があるーという予測データ。)

こうした背景から、今後も企業におけるDXますます加速するでしょう。
収益向上のためのビジネスモデル変革、業務のさらなる効率化のためにもDXに取り組んでみるのはいかがでしょうか。

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